シミの改善、コラーゲン生成に欠かせない「ビタミンC」

ビタミンCは、皮膚や細胞のコラーゲンの合成に必須である栄養素です。

美肌効果のイメージが強いですが、ビタミンCの働きは多岐に渡り、全てを言うとキリがない程です。

ビタミンCは壊れやすい栄養素であり、野菜や果物の摂取不足によって更に不足に輪をかけてしまいます。





 

ビタミンCの吸収と代謝

ビタミンCは食品中でも蛋白質などと結合せず、還元型のL-アスコルビン酸(AsA)または酸化型のL-デヒドロアスコルビン酸(DAsA)として遊離の形で存在しています。

ビタミンCは消化管から吸収されて速やかに血中に送られます。

消化過程は食品ごとに異なり、一緒に食べる食品によっても影響を受けます。

ビタミンCは例外で、食事から摂取したビタミンCもサプリメントから摂取したビタミンCも、その相対生体利用率に差異はありません。

吸収率は1日2mgまで摂取量で90%と高く、1g/日異常になると50%以下になるとのことです。

酸化型のデヒドロアスコルビン酸も、生体内で還元酵素により速やかにアスコルビン酸に変換されるため、生物的な効力を持ちます。

 

ビタミンCの主な働き

ビタミンCの働きは主に次ものもがあります。

  • 抗酸化作用
  • 美白効果
  • 感染症予防
  • 鉄の吸収促進
  • 二日酔い予防
  • 抗ストレス
  • コラーゲンの合成に関与
  • ノルアドレナリン合成
  • カルニチン合成
  • アレルギー反応緩和

 

抗酸化作用

ビタミンCには抗酸化作用 があると言われています。

生体内ではビタミンEを再生 し、ビタミンEの効果と言われる抗酸化作用を引き出し、更にビタミンEと協力して活性酸素を消去して、細胞を守っています。

ビタミンCは血管内では還元型のデヒドロアスコルビン酸として存在し、抗酸化力を発揮して対象物質を還元し、酸化型のデヒドロアスコルビン酸になります。

ビタミンCは、細胞内のミトコンドリアで産生された活性酸素が細胞を酸化させる前に働きかけ、活性酸素を無害な水に分解します。

抗酸化作用によって、生活習慣病や癌の予防、アンチエイジング、白内障の予防、風邪への抵抗力 に効果があるとされています。

 

美白効果

ビタミンCはシミの原因であるメラニンをつくるチロシナーゼという酵素を抑制 したり、メラニンそのものに働きかけてシミを薄くする 効果があると言われています。

メラミンは紫外線を吸収することによって肌を守る役目があります。

メラニンが不足すると紫外線が表皮の下の真皮にまで侵入し、肌の弾力、保湿性が失われ、しわの原因となります。

このメラニンによって日焼けし、紫外線による肌トラブルから守ります。

しかし、メラニンは沢山作られてしまうとシミになります。

ビタミンCは紫外線によって作られた濃色メラニンを淡色メラニンに変えて肌を白くします。

このことからビタミンCには一度出来てしまったシミやそばかすを目立たなくする 効果があると言えます。

 

免疫力アップ

ビタミンCには免疫機能を担う白血球の一つの好中球の活性維持や増強に関わっています。

また、高ウィルス蛋白質での細胞強化 及びNK細胞性化 の活性化を持つ抵抗性インターフェロンの分泌促進作用 があるとも言われています。

ビタミンCには粘膜の形成 にも関与しているため、ウィルス侵入防止効果による感染症予防効果 も期待出来ます。

 

二日酔い予防

ビタミンCはアセトアルデヒドから酢酸への分解を助ける働きがある為、アルコールを分解する 言われています。

ビタミンCが不足するとアセトアルデヒドが体内に残ってしまい、頭痛や吐き気などの二日酔いの症状が現れてしまうことがあります。

 

鉄吸収促進

ビタミンCは非ヘム鉄をヘム鉄へ還元する作用があります。

ヘム鉄は非ヘム鉄より10~20%位吸収力が良いことから、鉄の吸収促進 効果があると言われています。

 

抗ストレス

ビタミンCはストレスによって副腎皮質ホルモンが生成される時に補酵素として必要とされます。

ストレス発生すると、副腎皮質ホルモンが生成される際に中間体であるドーパミンをヒドロキシドーパミンに変化させる為の還元化が必要になります。

ビタミンCはこの水酸化酵素を還元型に補助 する役割があります。

 

コラーゲン生成

ビタミンCは骨や血管、筋肉、皮膚等身体を構成する蛋白質の3割を占めるコラーゲンの生成 に関わっています。

コラーゲンの構成物質のアミノ酸とヒドロキシリシンとヒドロキシプロリンはリジンとプロリンが酵素反応により作られます。

蛋白質鎖が形成された後、酸化酵素によってプロリン・リジン残基がそれぞれヒドロキシ化を受けて、ヒドロキシプロリン・ヒドロキシリジン残基に変化します。

この時ビタミンCが利用されることによってコラーゲンが合成されます。

コラーゲンが不足すると血管の結合が緩くなり出血しやすくなることから壊血病に罹りやすくなります。

壊血病の症状は、疲労検体、イライラ、顔色が悪い、皮下や歯茎からの出血、貧血、筋肉減少、心臓障害、呼吸困難の症状を呈します。

また、骨粗鬆症や皮膚のコラーゲン減少によってシワが出来やすくなってしまいます。

またコラーゲン不足により肌のターンオーバーが遅れてしまいます。コラーゲンの皮膚への効能は美容以外に、褥瘡やスキンテア等の皮膚症状修復を早める 効果に期待があります。

 

その他効能

ビタミンCにはこの他に沢山の効能があり、ノルアドレナリン合成、カルニチン合成、アレルギー反応緩和、血糖値降下作用、脂質異常症の改善、ニコチンの無毒化、動脈硬化予防、胃癌予防、白内障予防、加齢黄斑変性信仰遅延効果、鬱病予防が挙げられます。

 

ビタミンCの損失

ビタミンCは喫煙によって損失してしまいます。

特に喫煙者は非喫煙者よりもビタミンCの必要性が高いのです。同様のことは受動喫煙者においても認められています。

 

まとめ

ビタミンCの主な作用についてまとめます。

  • 抗酸化作用
  • 美白効果
  • 感染症予防
  • 鉄の吸収促進
  • 二日酔い予防
  • 抗ストレス
  • コラーゲンの合成に関与
  • ノルアドレナリン合成
  • カルニチン合成
  • アレルギー反応緩和

通常の食品では可食部100g当たりのビタミンC含有量が100㎎を超える食品が存在しますが、通常の食品を摂取している場合、過剰摂取による健康障害が生じたという報告はありません。

健康な人がビタミンCを過剰に摂取していても、消化管からの吸収率が低下します。

そして尿中の排泄量が増加するので、特にビタミンCの耐用上限量は特に決まっていないとのことです。

 





 
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