原因不明の蕁麻疹…それはダニアレルギーの可能性がある

特に食物アレルギーがあるわけではないのに、何故か痒さとともに蕁麻疹が出来たり、酷い喘息症状を起こしてしまうと、慌てるかと思います。

アレルギー体質の原因は食生活に多いのは確かですが、その原因は意外なところにあるかもしれません。

それは、一日の生活の場で癒しの場所となるものが原因の一つであることが考えられます。

 

この症状はダニによるもの

普段から部屋の掃除を心がけていても避けられないのがダニの問題です。

しかし、ダニは小さいため、中々見た目だけでの問題では分かりづらいものです。

特に布団の中には大量のダニが発生しています。

…と聞くととてもショックなことでしょう。

布団の中には数十万匹のダニが生息していると言われています。

中には人を刺すダニが存在しますが、このアレルゲンとなっているものはダニの死骸や排泄物です。

これらが人体に、皮膚炎、気管支喘息、結膜炎、鼻炎等の症状を呈します。

 

ダニとアレルギーの関係

アレルギー症状とはダニに刺されることによって引き起こされません。

ダニの死骸や糞が原因です。

アレルギーの症状は花粉症に似ています。

ダニが繁殖する時期は5~7月なのです。

とは言っても、ダニの寿命は約2ヶ月程度であり、その間にダニは急激に繁殖します。

ダニアレルギーは繁殖期からだいぶ遅れて、アレルギー症状が発現されると言えるでしょう。

時期的には7~10月位かと思われます。

しかし、秋口に入ると、その時期ならではのアレルゲンがあります。

秋の花粉症の代表的なものにはブタクサがあります。

この他にもヨモギやイネ、カナムグラがあります。

もし、9月10月の少し涼しくなり始めた時期にアレルギー症状が見られる場合は、ダニによるものか、植物によるものか明確にしておくとよいでしょう。

とは言うものの、その原因がダニではないものの、快適であるべき寝床は清潔であることが何よりです。

 

布団は汚れるもの

人間は寝ている間、真冬でもコップ1杯分の汗をかきます。

これは人間が生きている以上、避けられないことです。

布団は毎日使うものなので、毎日コップ1杯の汗をかけば汚れても当然の事です。

しかし、人間は生きている以上、栄養の取り込みと老廃物の排泄を繰り返すのは当然のこと。

服が汗や皮脂で汚れるように、布団も汗や皮脂で汚れます。

服は毎日洗濯できるけど、布団はそう毎日洗濯するわけにはいきません。

中にはペットを買っている人もいるので、ペットの汚れが布団に付着することさえあります。

つまり、布団を汚す物質には次のものがあるのです。

  • 汗からの塩分やアンモニア。
  • 尿からのアンモニア。(子供が夜尿症の場合)
  • 汗による皮脂や有害物質。
  • 雑菌
  • フケ
  • ペットの毛

人間の身体は常に菌と共存しているます。

身体の菌は全てが悪い菌ばかりとは限りませんが、いくら清潔を心掛けても身体の菌を全滅させることは出来ません。

そして汗をかくことは至って生理的なことです。

この布団汚れはそのまま放置すると、布団は不潔な空間となるのは言うまでもありません。

汗や尿はそのものが臭いがしないものの、空気に触れると悪臭を漂わせます。

これを放置すれば、この不快な臭いはエスカレートします。

脂や汗によってベタつきが出るし、この汗による汚れは綿に吸収され、よれたり綿が収縮することによって布団の快適さを失います。

しかし、汗をかかないというのも身体にとって問題なのです。

排泄物は主に尿や便と一緒に出されますが、その多くは排便によって排泄されます。

尿も老廃物を外に出す役目はあるものの、有害物質は寧ろ汗によって排泄される量の方が上回っています。

汗をかかかないことは、寧ろ身体にとって毒である成分をそのまま体内に留めてしまうという怖さがあるのです。

寝床を快適な空間にするために、シーツや布団カバーを洗いったり、乾燥器をかけることがありますが、これらは布団の奥の汚れまで綺麗にすることは出来ません。

 

寝床を根本から清潔を保つには?

寝具の中でも、布団カバー、枕カバー、シーツは家庭の洗濯機で洗えるし、掛け布団はコインランドリーでも洗浄できます。

敷布団を洗浄することが出来るコインランドリーもありますが、敷布団はそれなりに重さがあるという欠点があります。

また、布団を選択する以外に、クリーナーにてダニ(死骸、糞)を助教する方法もあります。

この他にもアイロンをかけたり、除菌スプレーをかけたり、ダニ取りマットを使用する方法等あります。

クリーナーも手間がかかりますが、アイロンはかなり面倒な行程が要ります。

アイロンによるダニ対策は、部屋を暗くした中で、スチームとあて布を当ててアイロンをかけ、更に天日干しをします。

しかも、本職があるとそこまで手に負えません。

除菌スプレーを使うとなると、一見コスパが良さそうですが、これを年中やればそれなりに金額が嵩みます。

しかも、香害のことも関与することから、除菌スプレーからの化学物質の吸入が嫌な場合は、寧ろ不快なものとなってしまいます。

そうなると、布団に付着した汚れや、ダニの死骸や糞便を処理してもらうには、宅配クリーニングを利用することが先決となります。

もし、以下のような悩みをあるのなら、試す価値があるでしょう。

  • 蕁麻疹の痒さが尋常でなくツライ。
  • 花粉症の時期ではないのに目がかゆいし、鼻炎の症状も気になる。
  • 喘息症状がツライし、喋る度に咳が出るので喋るのが辛いし、喋ることを我慢するのはもっと辛い。
  • 余りの咳の酷さに肋骨を骨折する。
  • ダニアレルギーが原因で家が汚いのではないかと疑われる。

 
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