揚げ物をカラッと仕上げる日本の伝統油「米油」

米油は米糠から抽出し精製されてつくられ、江戸時代から使われてきた日本の伝統的な油です。

米油は高温に強く、油のキレもよく、幅広い料理に活用出来ます。





 

米油の栄養

米油の油脂にはオレイン酸とリノール酸が含まれます。

ビタミンEの含有量が多い上に、「スーパービタミンE」と呼ばれるトコトリエノールが含まれています。

トコトリエノールの他にも植物ステロールやγ-オリザノールが含まれていおり、健康効果が注目されています。

その期待する健康効果には次のものが挙げられます。

  • 循環器疾患予防
  • 癌予防
  • アンチエイジング
  • 脂質異常症予防
  • 成長促進
  • 性腺刺激
  • 血流促進
  • 脂質代謝改善
  • 美白効果


 

ビタミンEより遥かに強い抗酸化作用

米油に含まれるトコトリエノールは「スーパービタミンE」と呼ばれることから、通常のビタミンEの数十倍もの抗酸化作用があります。

抗酸化作用によって血液中の脂質が酸化することを防ぎ、血管内が傷つくことを予防する為、アテローム形成によって動脈硬化や脳梗塞、心疾患を予防 する働きがあると言われています。

癌予防 にも役立ち、紫外線から肌を守る事により、肌やシワ、たるみを予防 する効果があると言われています。

この抗酸化作用が強く働く為、細胞を若く維持することに期待が出来るのです。

 

大豆油の6倍の植物ステロール

米油には大豆油の6倍の植物ステロールが含まれています。

植物ステロールは脂質の一種です。

通常のコレステロールと違うところと言うと、コレステロールは動物の細胞膜の成分であることに対し、植物ステロールは植物の細胞膜の成分として存在しています。

コレステロールはミセル化によって小腸に運ばれてから吸収されます。

植物ステロールはミセル化をするものの体内にはほとんど吸収されません。

そして吸収されなかった植物ステロールは体外に排出されます。

また、植物ステロールはLDLコレステロールを低下させる働きがあります。

脂質異常症の予防に役立つ上、強い抗酸化作用があることから、動脈硬化を予防し、脳梗塞や心疾患等の病気を予防 することが期待出来ます。

 

γオリザノールによる健康効果

米油にはγ-オリザノールが含まれています。

γ-オリザノールには成長促進、性腺刺激、血流促進、脂質代謝改善、美白効果 があることが知られています。

 

熱に強い

米油が熱に強いのは、γ-オリザノールが含まれているからなのです。

γ-オリザノールは抗酸化成分であり、加熱による油の劣化を防ぎます。

油が劣化しにくいことから、揚物料理においては同じ油を何度か使うことが可能です。

また、米油は油のキレが良く、揚物がカラッと仕上げ、料理の品質を上げます。

 

注意点及び1日当たりの摂取量

米油を選ぶ時の注意点は必ず低温圧搾法で作られたものを選びましょう。

米油の製造方法としてもう一つの方法が玄米からノルマルヘキサンを科学的に抽出して作られる方法です。

このノルマルヘキサンは劇薬と言われているものです。

ひょっとしたら人体に害を与える危険性があることを否めません。

このような害に遭遇しないためにも、購入の際には原材料や製造方法を必ずチェックするようにしましょう。

米油の1日あたりの摂取量はスプーン1杯分が目安 となります。

 

まとめ

米油についてまとめます。

  • 循環器疾患予防
  • 癌予防
  • アンチエイジング
  • 脂質異常症予防
  • 成長促進
  • 性腺刺激
  • 血流促進
  • 脂質代謝改善
  • 美白効果

米油は優れた健康効果に期待のある油ですが、商品を購入する際には原材料や製造方法を確認して安全なものを選ぶようにしましょう。


 
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