オレガノはしそ科の多年草のハーブであり、イタリア料理やメキシコ料理に使われます。
オレガノはマジョラムの一つであり、マジョラムの中でもオレガノはワイルドマジョラムに該当します。
マジョラムには以下の種類があります。
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オレガノの栄養と効能
オレガノには、ビタミンA、葉酸、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄分が含まれています。
これらの栄養成分が含まれていることから次の効果に期待があります。
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但しハーブなので、一度に使う量は微々たるものです。
なので、使用することによってこれらの栄養素による効果が少し増強されると考えておきましょう。
組織の形成
ビタミンAは表皮の細胞を若返らせ、皮膚の新陳代謝を促します。
ビタミンAはムチンの生成を促します。
このムチンの生成によって粘膜が生成されます。
皮膚の新陳代謝を高めることによって皮膚を若返らせることに期待があります。
コラーゲン合成
コラーゲン合成に関わる栄養素は数多くありますが、オレガノにはビタミンA、鉄分が含まれます。
これらの栄養素はコラーゲン合成に関わる栄養素の一つです。
抗酸化作用
オレガノに含まれるビタミンAには抗酸化作用があります。
抗酸化酵素のカタラーゼやSODには鉄分が含まれてることから、活性酸素を分解することに関わっています。
高血圧、浮腫み予防
オレガノにはカリウムが含まれます。
カリウムは血液中のナトリウムが過剰になると、ナトリウムの排出を促します。
また、塩分を排出することによって浮腫み改善効果に期待があります。
骨形成
オレガノには骨や葉の材料となるカルシウムと、カルシウムを骨や葉に定着させるマグネシウムが含まれます。
興奮抑制作用
オレガノに含まれるカルシウム、マグネシウムには興奮抑制作用があります。
マグネシウムはGAVAの働きを持続させると言われます。
マグネシウム、鉄分はセロトニンの材料として用いられます。
貧血予防、疲労抑制
オレガノには赤血球の材料となる鉄分が含まれます。
また、葉酸は造血する過程において蛋白質や核酸の合成に関わります。
ビタミンB12を一緒に摂ることによって葉酸の核酸の合成が行われます。
シトクロムという酵素には鉄分が含まれます。
シトクロムは電子伝達系の酸化還元反応にて、ATPを生成し、エネルギーが利用されます。
このため、疲労抑制効果に期待があります。
胎児の正常な成長
葉酸は核酸の合成に関与し、胎児の正常な成長を助けます。