スクラロース

スクラロースはカロリーゼロで砂糖の600倍の甘さを持つ人工甘味料です。

アスパルテームやアセスルファムKとともにダイエット甘味料として用いられ、数多くのダイエット商品に利用されています。そしてお菓子や清涼飲料水、ガムなど沢山の加工品に使われています。





 

スクラロースは有機塩素化合物

スクラロースはショ糖に塩素が結合していることから有機塩素化合物(オルガノクロライド)となります。

このオルガノクロライドを厚生労働省が食品添加物として認可しているものは唯一スクラロースだけとなっています。

オルガノクロライドは自然界に殆ど存在しません。毒性の強い農薬、環境ホルモン(ポリ塩化ビフェニル)、猛毒のダイオキシンとして知られています。

そしてスクラロースの危険性については沢山の研究結果が出されています。

この代表的な副作用には成長の遅れ、赤血球の減少、甲状腺機能低下、マグネシウムとリンの欠乏、肝肥大、脳肥大、卵巣収縮、脳腫瘍の増加、リンパ腫、白血病、白内障等が挙げられています。

 

ダイエット甘味料の習慣性

そしてダイエット甘味料に共通して言えることは、甘い物を食べると身体は血糖値が上がるものが身体に入ったことを認識して膵臓からインスリンを分泌します。

しかし、実際には血糖値が上がらないにも関わらずインスリンが分泌されている為、低血糖を起こし、これに対処する為に血糖値を上げるグルカゴンを分泌します。

これが長期的に行われると膵臓のホルモン分泌能力は徐々に失われ、これによって極度な高血糖や低血糖を起こしてしまいます。

甘い食べ物を食べると脳は条件反射的にドーパミンを分泌します。人工甘味料の習慣的に摂取すると、ドーパミンの習慣性によって更に人工甘味料の依存に走ってしまいます。

この人工甘味料の依存によっても、膵臓の血糖コントロールホルモン分泌能力が失われていき、最終的には糖尿病に至ってしまいます。

スクラロースは摂取するとすぐ排泄される為、血糖値を上げないと言われますが、身体は異物として判断するため、すぐ排泄するのです。

 

摂取は避ける又は控える

スクラロースは1日あたり体重1kgに対して1.5g以下に抑えることです。

1.5gに自分の体重をかけると1日どの位までか分かると思います。

多くの清涼飲料水や菓子類にスクラロースは使われている為、妊婦や子供は商品の原材料をよくチェックした上で、スクラロースを含まない商品を選んで摂取を避けるようにしましょう。

 
栄養相談、サポート詳細
 

関連記事

最近の記事

  1. ベリーをはじめとする赤い果実に含まれるポリフェノール「エラグ酸」は美容効果の他にも生活習慣病予防に期待

  2. 低脂質でエネルギー、蛋白質の摂取源「レンズ豆」

  3. 原因不明の蕁麻疹…それはダニアレルギーの可能性がある