アセスルファムK(カリウム)はジケテン(刺激性のある有毒な物質)という食酢に含まれる物質と産生洗浄剤などに利用されるスルファミン酸(アミド硫酸)を反応させ、さらに無水硫酸を加えて化学合成されることによって製造されます。
アセスルファムKはショ糖の200倍の甘さがあります。
比較的あっさりした甘さがあり、サッカリンやアスパルテーム等と一緒に使われています。
ただ、濃度が濃いと苦みを感じます。
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安全性が認められているものの…
アセスルファムKは甘味が強いもののカロリーはゼロです。
体内に入ってもすぐ排泄されてしまう為、体内に吸収されず食後の血糖値を急激に上げませんと言われています。
アセルファムKは分子が小さい為一度腸管からい吸収します。
吸収されたアセスルファムKは肝臓、腎臓を経て排泄されます。すぐに排泄されることから体内に蓄積されない、血糖値を上げないから安全かと思われがちですが、実は身体が異物と判断してこのように素早く排泄しているのです。
アセスルファムKは安全性も認められていますが、妊娠中や授乳中の場合は子供に害が出る場合がありますので、出来るだけ摂取を避けたようが良いそうです。
発がん性のリスク
アセスルファムKには頭痛、吐き気、鬱病、肝疾患、腎疾患、発癌性の副作用があると言われています。
アセスルファムKの発癌性の理由は「塩化メチレン」が含まれていることです。
この塩化メチレンは呼吸器や皮膚から体内に吸収されると高い確率で発癌すると言われています。
呼吸からは体重1kgあたり50mg、皮膚からは体重1kgあたり200mg吸収されると約50%の割合で癌になると言われています。
自分の体重に50mgもしくは200mgを換算すると、アセスルファムKをどの位摂取すると癌になりやすいのか分かるかと思います。
また、アセスルファムKは発癌性の原因となって使用禁止された「チクロ」と分子構造が似ています。
ダイエット甘味料だからと言って常食していると、有害物質が体内に蓄積してしまいます。
ダイエット甘味料の習慣性
そしてダイエット甘味料に共通して言えることは、甘い物を食べると身体は血糖値が上がるものが身体に入ったことを認識して膵臓からインスリンを分泌します。
しかし、実際には血糖値が上がらないにも関わらずインスリンが分泌されている為、低血糖を起こし、これに対処する為に血糖値を上げるグルカゴンを分泌します。
これが長期的に行われると膵臓のホルモン分泌能力は徐々に失われ、これによって極度な高血糖や低血糖を起こしてしまいます。
甘い食べ物を食べると脳は条件反射的にドーパミンを分泌します。
人工甘味料の習慣的に摂取すると、ドーパミンの習慣性によって更に人工甘味料の依存に走ってしまいます。
この人工甘味料の依存によっても、膵臓の血糖コントロールホルモン分泌能力が失われていき、最終的には糖尿病に至ってしまいます。
1日あたりの摂取限度
アセスルファムKの1日あたりの摂取量は体重1kgあたり15mgが限度となります。
この15mgに自分の体重をかけると自分の1日あたりの摂取量が分かります。
ただ、副作用や有害性があることから、出来るだけ摂取は避けたいところです。