清涼飲料水の食品添加物として用いられる「安息香酸ナトリウム」が何故、危険なのか?

安息香酸ナトリウムは食品としては保存料として、食品外ではシャンプーやリンス、化粧品、医薬品等の防腐剤として用いられています。

少量でも抗菌や防腐効果があり、グラム陽性桿菌、グラム陽性球菌、コウジカビ、チゴサッカロミセスに対する抗菌活性を持っています。

保存や防腐に優れた安息香酸ナトリウムですが、その安全性に疑問が持たれています。





 

安息香酸ナトリウムの性質

安息香酸ナトリウムは水溶性であることから、食品では主に飲料に用いられています。

Ph5.5付近の酸性環境で静菌性を示し、アルカリでは不活性となります。

シャンプーが弱酸性で製造されているのも、安息香酸ナトリウムによる防腐作用を活用しているからでしょう。

その使用量は100gあたり1gまでとの制限がなされています。

ただ、この規制は日本で規定された値に基づいたものです。

皮膚への刺激は殆ど見られませんが、眼刺激性が少しあり、皮膚炎がある場合は皮膚感作を起こす場合があります。

 

食品添加物として

安息香酸ナトリウムが問題となっているのは食品添加物として用いられている場合です。

安息香酸ナトリウムは主に飲料系の商品に用いられ、特に栄養ドリンクに使用されていると言われています。

 

危険性

安息香酸ナトリウムは大量摂取することも身体に何らかの形で害を及ぼしてしまいますが、それ以上の危険が孕んでいます。

安息香酸ナトリウムはビタミンCや酸と一緒に摂ることによって、猛毒のベンゼンが生成することがあります。

ベンゼンは元々車の排気ガスやストーブの排気、煙草の煙から発生します。

このベンゼンはペンキの塗料、クレゾール(消毒剤)、防虫剤に用いられます。

ベンゼンに触れれば皮膚がかぶれてしまいます。下手をすれば溶けてしまうことさえあります。

ベンゼンを吸い込めば、目や鼻、喉の傷みを訴え、気分不快や吐気を催します。

これが高濃度になると気管支炎や肺炎を起こす危険性があります。

安息香酸ナトリウムが何故危険だと言われるのは、ベンゼンによる発癌性の懸念や、白血病をはじめとする血液の病気の発症に繋がる恐れがあるからです。




 

安息香酸ナトリウムが使用される食品

安息香酸ナトリウムは食品ではエナジードリンク等の清涼飲料をはじめ、シロップ、醤油、マーガリン、キャビアの保存料として用いられています。

キャビアを食べることはそう滅多にないことですが、避けるのであれば安易に安い商品を買わないものです。

醤油を選ぶのであれば、大量生産のもとで作られた安いものを選ぶのではなく、国産大豆や自然塩を用いて伝統的な製造方法で作られた熟成されたものを選びます。

シロップやマーガリンは安息香酸ナトリウム以外にも身体に悪い要素を抱えています。

清涼飲料水も安息香酸ナトリウムだけではなく、リン酸塩や果糖ブドウ糖液糖等も使用され、健康を害する要素が複数あります。

特に清涼飲料水には酸化防止剤としてアスコルビン酸が用いられている商品が殆どを占めている為、避けることが身の為です。

 

出来るだけ自然なものを

食の安全が問われる時代ですが、これは安息香酸ナトリウムだけに限ったことではありません。

表向きは健康を謳った商品が数多くありますが、実際には本当に身体に良いのか疑問に思うものが沢山あります。

そのためには、普段から出来るだけ自然に近い形で食品を召し上がり、自炊を中心とした食生活を送ることです。

やむを得ない時は出来合いものもに頼らざるを得ない場合がありますが、普段から出来るだけ汚染されていないものを食べることを心がけていれば、それほど心配することはありません。

身体には解毒作用が備わっているので、たまに加工商品を食べる分にはそれほど心配ありません。

また、食事をよく噛むことが食品の毒性を弱めてくれます。

腸内環境を整え、汗をかいて、普段から老廃物を排泄出来る身体の環境を整えておきましょう。

 
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