ビタミン類が豊富な酸味の利いたハーブ「ローズヒップ」

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ローズヒップはバラの果実を言います。

ローズヒップは料理やハーブティー、エッセンシャルオイル、ポプリ、入浴剤等に使用されています。

ローズヒップは小さいながらも、ビタミンが豊富に含まれています。

ローズヒップティーはノンカフェインであることから、妊娠中の方でも安心して召し上がれます。




 

ローズヒップの成分と健康効果

ローズヒップには、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンP、カルシウム、ナトリウム、鉄分、マンガン、食物繊維、ペクチン、βカロテン、リコピン、ティリロサイド等が含まれます。

ローズヒップには次のような健康効果に期待があります。

  • 循環器疾患予防
  • 癌予防
  • 皮膚の老化防止
  • 美肌
  • 髪や爪を健康に保つ
  • 目の健康維持
  • 腸内環境改善
  • 貧血予防
  • 骨形成に関与
  • エネルギー代謝をサポート

抗酸化作用

ローズヒップには抗酸化作用のあるビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンP、βカロテン、リコピンが含まれます。

抗酸化作用によって脳血管疾患、心疾患、癌、老化を予防することに期待があります。

リコピンは前立腺癌を予防することが知られています。

美肌効果

ローズヒップには美肌効果に関連する栄養成分が豊富に含まれます。

ビタミンA、ビタミンCは、コラーゲン生成に関与します。

ビタミンAには細胞を若返らせたり、エラスチンの合成をサポートする働きがあります。

ビタミンB2は髪や爪を健やかに保つ働きがあります。

ビタミンCには一度出来てしまったシミやそばかすを目立たなくする働きがあります。

また、抗酸化作用は紫外線から肌のダメージから守り、シミやしわを予防します。

リコピンには肌荒れ予防や髪を美しく保つ働きがあります。

目を健康に保つ

ビタミンAは光刺激反応において重要な役割を果たします。

アントシアニンと一緒に摂ることによって、光刺激反応が円滑に行われます。

また、ビタミンAは粘膜を強化させる働きもあることから、ドライアイから目を守ります。

ビタミンCには加齢性黄斑変性症の進行を遅らせたり、白内障を予防する働きがあると言われます。

ビタミンB2は、粘膜生成に関わることから、ドライアイや涙目、目の充血、眼精疲労等の目のトラブルから守ります

リコピンは、ルテインやゼアキサンチンと同様に活性酸素による水晶体の酸化を抑える働きがあります。

その為、白内障や、加齢性黄斑変性症の予防に良いとのことです。

腸内環境改善

ローズヒップには食物繊維が含まれます。

但し摂取量は微々たるものなので、食事からも発酵食品や食物繊維を摂ることも心がけましょう。

貧血予防

ローズヒップには鉄分が含まれ、鉄の吸収を促すビタミンCも含まれていることから貧血予防に期待があります。

骨形成

ローズヒップに含まれるカルシウム、マンガンは骨形成に関わります。

エネルギー代謝

ローズヒップにはエネルギー代謝に関与するビタミンB1、ビタミンB2が含まれます。

ローズヒップにはティリロサイドが含まれます。

ティリロサイドは脂肪燃焼を促進し、余分な体脂肪を減らす働きがあると言われます。

ローズヒップに含まれるビタミンB1、ビタミンB2は、エネルギー代謝時の補酵素として利用されます。

ローズヒップは、脂肪燃焼を促し、エネルギー代謝をサポートしていると言えます。

 
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