バタフライピーとはマメ科の植物で東南アジアを原産とする植物です。
バタフライピーは鮮やかな青い花を咲かせ、その青い花にはアントシアニンが含まれます。
バタフライピーは主にハーブティーに用いられますが、スイーツやラテ等にも使用されています。
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循環器疾患予防
バタフライピーにはアントシアニンが含まれ抗酸化作用があることから、血液中のコレステロールや中性脂肪を酸化から守り、血管壁がもろくなることを防ぐと言われます。
血管壁がもろくなると血管壁に傷が出来やすくなり、傷の修復がアテローム形成の原因となり、血管が硬くなって動脈硬化を起こしやすくなります。
更にアテローム形成は血管内を狭窄させてしまい、脳出血や心筋梗塞のリスクを高めてしまいます。
アントシアニンには血管拡張、毛細血管の保護、血小板凝固抑制の働きもあり、バタフライピーには循環器疾患予防に役立てることが言えます。
癌予防
活性酸素は体内にて細胞を酸化させてしまいます。
抗酸化作用は細胞の酸化を抑制することから、バタフライピーには癌予防に役立てる食材であることが言えます。
美肌効果
抗酸化作用には肌を紫外線から守ることによってシミやシワ、たるみを予防すると言われています。
その為、バタフライピーは老化防止に役立つ食品であることが言えます。
アントシアニンにはコラーゲン合成作用があると言われます。
コラーゲンは皮膚の弾力を安定させると言われます。
また、コラーゲンには傷の修復を早める働きがあると言われます。
バタフライピーはこのような美肌効果に期待があると言っても良いでしょう。
目のトラブル予防
アントシアニンにはロドプシンの再合成を助ける働きがあると言われます。
ロドプシンは光にあたると一旦ビタミンAに変換され、再度ロドプシンを再合成します。
この働きによって眼精疲労から眼を守ると言われています。
アントシアニンには毛細血管を保護し、コラーゲン合成作用によって角膜や網膜にあるコラーゲンを安定させると言われます。
また、血管トラブルから守ることによって糖尿病合併症による網膜症や網膜剥離から眼を守ることに期待があります。
注意点
バタフライピーを摂取する際は以下の点に注意しましょう。
薬との相互作用
バタフライピーには血液凝固抑制作用があると言われることから、循環器系疾患の薬を服用している場合は医師や薬剤師に相談してみると良いでしょう。
妊娠中、整理ちゅうは控える
バタフライピーには子宮収縮作用があると言われ、妊娠中の方、生理中の方は摂取を控えた方が良いでしょう。
まとめ
バタフライピーはアントシアニンが含まれることから、抗酸化作用や目のトラブル予防に期待があります。
循環器疾患の薬を服用の場合、妊娠中、生理中の場合は注意が必要です。