アスパルテーム

アスパルテームはアスパラギン酸、フェニルアラニン、メタノールの3つの物質から出来ています。

その割合は4:5:1となっています。

アスパルテームはカロリーゼロで砂糖の約200倍の甘さがあります。

アスパルテームはカロリーゼロということからダイエット飲料を始めとするダイエット食品や糖尿病や肥満の人のための低カロリー甘味料等数多くの商品に使われています。

また、アセスルファムKやスクラロースと一緒に使われていることが多く、砂糖と遜色のない甘さを引き出しています。





 

アスパラギン酸をアスパルテームから摂取すると…

アスパルテームに含まれるアスパラギン酸やフェニルアラニンは神経伝達物質でもあり、興奮性があります。いずれにしろ人に身体に必要なアミノ酸です。

ところが、アスパルテームから摂取するアスパラギン酸やフェニルアラニンは人工的に合成・精製され、アミノ酸としての効能を享受出来るどころか、アスパルテームの毒性によって害を与えてしまいます。

アスパルテームの人体に与える悪影響とは失明、てんかん、脳腫瘍、脳障害、頭痛、ポリープ、不眠症、鬱病、知能低下、短期記憶障害等があるそうです。

 

脳細胞の興奮作用

フェニルアラニンについては生まれつきアミノ酸を代謝出来ないフェニルケトン尿症の人が摂取した場合、健康上に悪影響を及ぼしてしまいます。

アスパルテームの大部分を構成しているアスパラギン酸とフェニルアラニンは、単体で摂取すると両者とも脳細胞を興奮させすぎてしまい、死に至らしめる程の興奮性毒であることが、研究によって明らかになっていますが、一般的にはあまり知られていません。

 

メタノールは更に危険

更に危険性があるのはアスパルテームの1割に含まれる「メタノール」です。

メタノールは体内に入ると「ホルムアルデヒド」という有害物質に分解され、人体に毒性を与えます。

このメタノールはアメリカ環境保護庁では1日の摂取許容量を1日7.8mg以下に定めています。

ところが、1本500mlのダイエット飲料を摂取した場合のメタノールの摂取量はと言いますと、28mg摂取することとなり、摂取許容量の約4倍摂ってしまうこととなります。

 

ダイエット甘味料の習慣性

ダイエット甘味料に共通して言えることは、甘い物を食べると身体は血糖値が上がるものが身体に入ったことを認識して膵臓からインスリンを分泌します。

しかし、実際には血糖値が上がらないにも関わらずインスリンが分泌されている為、低血糖を起こし、これに対処する為に血糖値を上げるグルカゴンを分泌します。

これが長期的に行われると膵臓のホルモン分泌能力は徐々に失われ、これによって極度な高血糖や低血糖を起こしてしまいます。

甘い食べ物を食べると脳は条件反射的にドーパミンを分泌します。

人工甘味料の習慣的に摂取すると、ドーパミンの習慣性によって更に人工甘味料の依存に走ってしまいます。

この人工甘味料の依存によっても、膵臓の血糖コントロールホルモン分泌能力が失われていき、最終的には糖尿病に至ってしまいます。

 

低カロリーの表示に釣られないこと!

痩せ願望があるとついついカロリーゼロや低カロリーのフレーズに乗せられて「甘くて低カロリー」だからついつい手を出してしまうダイエット甘味料が含有されている商品が、食品売り場にはズラリと並べられています。

商品を選択する時は、パッケージの表だけではなく、裏側の原材料をチェックしてから商品を選びましょう。

 
栄養相談、サポート詳細
 

関連記事

最近の記事

  1. 塩は人体の体液の約0.9%を占めており、海水と同じ割合でミネラルが含まれる

  2. 鉱物に含まれる「ゲルマニウム」は一部の食品に含まれる

  3. ベリーをはじめとする赤い果実に含まれるポリフェノール「エラグ酸」は美容効果の他にも生活習慣病予防に期待