カテキンとはポリフェノールの一種であり、お茶の苦味や渋みの成分であります。
殺菌作用があることで知られていますが、その殺菌作用は食中毒から感染症予防と様々です。
Table of Contents
カテキンの種類
カテキンには主に次の成分が挙げられます。
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この中でもEGEGが多く含まれ、全体の50%を占めています。
カテキンの主な働き
カテキンの主な働きには次のものが挙げられます。
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抗酸化作用
カテキンには強い抗酸化作用があり、その作用はビタミンEの10倍、ビタミンCの80倍もの作用があると言われています。
抗酸化作用による循環器疾患予防
抗酸化作用には活性酸素による過酸化脂質の生成を抑え、血管壁がもろくなって傷つくことを防ぐ為、アテローム形成によって動脈硬化や心筋梗塞、脳血管疾患等の循環器系疾患の予防効果があると言われます。
癌予防
抗酸化作用には免疫力を高める働き多ある為、癌予防にも効果があると言われています。
カテキンには癌細胞の増殖を抑える作用があると言われる為、癌予防に期待があると言っても良いでしょう。
老化防止
また、紫外線から肌を守り、シミやシワを防ぐことから、肌の老化を防止する働きがあると言えます。
活性酸素の無毒化
カテキンにはスーパーオキシド等の活性酸素を無毒化する働きもあるのことです。
殺菌作用、感染症予防
カテキンには殺菌作用や抗菌作用、感染症予防に期待があると言われています。
感染症予防
カテキンには蛋白質に付着しやすいという性質があります。
ウィルスが体内に侵入した時にカテキンは細胞に付着していると、ウィルスが細胞内に侵入することを防ぐ為、感染症から身体を守ると言われます。
カテキンにはウィルスの活動を抑制する働きによって、風邪の予防効果があると言われます。
この時カテキンを摂取することも効能を得られる手段の一つでありますが、お茶でうがいをすることによって喉や口腔内を潤し、カテキンが塗り薬としての役目を果たす為、殺菌作用を得られると考えられます。
食中毒予防
カテキンには大腸菌やサルモネラ菌、O157、黄色ブドウ球菌、赤痢菌等の食中毒菌やピロリ菌等にも殺菌作用があると言われます。
寿司屋に行くと緑茶が出されますが、この緑茶は殺菌目的で提供されます。生物による食中毒から守る為に、緑茶(カテキン)の持つ殺菌作用を活用しているのです。
虫歯予防
カテキンには口腔内においても殺菌作用を発揮します。
カテキンは口腔内では、ミュータンス菌が歯に付着することを防ぎます。これによって虫歯予防効果に期待があります。
生活習慣病予防
カテキンには肥満や糖尿病、脂質異常症等の生活習慣病予防効果があると言われています。
カテキンには小腸から糖やLDLコレステロールの吸収を阻害すると言われます。
更にカテキンにはLDLコレステロールの分解にも携わっています。
その為、血液中に糖分や中性脂肪、LDLコレステロールが上昇することを防ぎます。
血糖値や中性脂肪、LDLコレステロールの上昇を抑制することによって、糖尿病や肥満、メタボ、脂質異常症、動脈硬化症、心筋梗塞、脳血管疾患、脂肪肝、胆石症等の羅漢を予防することに期待出来ます。
カテキンには肝臓において脂質の代謝を促す働きがある為、エネルギー消費を増やすことによって肥満予防効果に更に期待があります。
抗アレルギー
カテキンには抗アレルギー作用があると言われ、カテキンの中でもFGCG、EGCに抗アレルギー作用があることが示唆されています。
カテキンを含む食品及び目安摂取量
カテキンは緑茶に主に含まれますが、緑茶の他にもりんご、ブラックベリー、サクランボ、ココア、梨、いちご、そら豆、大豆、小豆、ココア、チョコレート等に含まれています。
カテキンは1日あたり540mgが摂取量の目安となっています。
カテキンは元々渋み成分の為、相当濃くて渋いお茶を飲まない限り、この位の摂取量を満たすのは難しいでしょう。
注意点
カテキンを摂取する際には次のことに気を付けます。
摂りすぎによる鉄吸収阻害
カテキンを含む食品には一緒にタンニンも含まれています。
タンニンは摂り過ぎてしまうと、鉄分の吸収を阻害している為、貧血気味の方や貧血の治療を行っている方、生理中や妊娠中の方は摂取を控えた方が良いでしょう。
妊娠中
カテキンを含む食品の中でも緑茶にはカフェインが含まれている為、妊娠中の方はどの位までなら緑茶の摂取が可能なのか、主治医に相談すると良いでしょう。
まとめ
カテキンの働きについてまとめます。
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カテキンは余程渋いお茶を飲まないかぎり過剰摂取の心配は殆どないでしょう。