ポリフェノールの一つである「タンニン」の摂りすぎは、鉄の吸収抑制や便秘に繋がる

タンニンはポリフェノールの一種であり、お茶やコーヒーをはじめ、種実類や一部の根菜類に含まれています。

タンニンの働きには収斂作用、抗酸化作用、抗菌作用、抗アレルギー作用、二日酔いの予防があることが知られています。





 

収斂作用

収斂とは縮むことを言います。

体内で収斂作用が起こると、蛋白質の変性を起して組織や血管を縮めます。

収斂作用によって肌が引き締まり、毛穴が目立たなくなります

 

抗酸化作用

タンニンはポリフェノールの一種であることから抗酸化作用があります。

タンニンは紫外線から肌を守り、シミやしわ等の肌の老化を予防します。

また、活性酸素の過剰産生を抑え、血液中の中性脂肪やLDLコレステロールが酸化するすることから守り、血栓症や動脈硬化を予防します。

その為、循環器疾患の予防効果がると言われます。

活性酸素の過剰産生は細胞の損傷を促してしまいます。

抗酸化作用によって臓器の損傷や癌の予防に役立てると言えます。

 

殺菌作用

タンニンには体内にウィルスが侵入することを防いで感染症を予防したり、食中毒菌に対する抗菌効果があるとのことです。

 

抗アレルギー

タンニンはヒスタミンの産生を抑制し、アレルギーによる不快な症状を抑えると言われます。





 

二日酔い予防

タンニンにはアルコールを分解促進する作用があります。

その為、アセドアルデヒドの生成を抑え、二日酔いの予防に良いと言えます。

 

注意点

タンニンにはメリットもありますが、摂り過ぎも良くありません。

便秘

タンニンは過剰摂取すると、腸粘膜を刺激して排便効果を鈍らせてしまいます。

また、水分摂取量が少ないと却って排便しづらくなってしまいます。

ごぼうやれんこんはタンニンを含む食品の中で食物繊維が豊富に含まれます。

腸内環境改善を図りたいとばかりに沢山摂ってしまうと、タンニンによって排便が妨げられます。

不溶性食物繊維は水分不足によっても便秘の原因となります。

鉄の吸収抑制

タンニンには鉄の吸収を妨げるという欠点があります。貧血症状が見られる方、鉄剤を服用している方は摂取量を少量に留めておくと良いでしょう。

 

まとめ

タンニンについてまとめます。

  • 収斂作用
  • 抗酸化作用
  • 抗菌作用
  • 抗アレルギー作用
  • 二日酔い予防

主にお茶類に含まれるタンニンは、抗酸化作用や収斂作用による美肌効果に期待するかと面ますが、適度に摂っている限り、身体に有益に働きかけます。

摂り過ぎは腸内環境や栄養吸収の面においてデメリットとなるので、何でもほどほどを
心がけましょう。

 
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