膀胱炎、尿路感染症の改善する効能は抗生物質並み「クランベリー」

クランベリーとはツツジ科ツルコケモモ属の植物で、北半球の寒冷の酸性の沼地に見られます。

もともとクランベリーは敷物や毛布の塗料、弓矢による傷の治療薬として使われていました。

クランベリーには抗酸化作用のあるカロテノイドが豊富に含まれております。

抗酸化作用によって活性酸を除去し、癌や生活習慣病の予防に役立ちます。





 

クランベリーの栄養

クランベリーにはビタミンA、カロテノイド、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、カルシウム、カリウム、マグネシウム、プロアントシアニジン、キナ酸、アントシアニン、テアニン、ケルセチン、不溶性食物繊維、ペクチン等が含まれています。

クランベリーには次の効能に期待があります。

  • ビタミンA作用
  • 浮腫み改善
  • 感染症予防
  • 腸内環境改善
  • 生活習慣病予防
  • 美肌効果
  • 目の健康維持
  • 睡眠の質の向上
  • 骨形成に関与…等




 

ビタミンA作用

カロテノイドはビタミンA作用があり、抗酸化作用、免疫活性作用、抗ガン作用、蛋白質・膜安定作用、生殖・成長作用、動脈硬化、心疾患の予防、白内障の予防・改善など幅広い働きに期待があります。

このカロテノイドの効果を効率的に働きかけるには複数のカロテノイドを組み合わせると、高い抗酸化力が発揮されると言われています。

 

浮腫みの改善

クランベリーには浮腫みの改善効果に期待があります。

これはクランベリーの代表的成分と位置付けられているプロアントシアニジンの抗酸化力が強いと言われており、ビタミンCの約20倍もの効果をもっているとのことです。

この抗酸化力ですべての健康を守ってくれているといっても過言ではない上に、クランベリーには抗酸化ビタミンであるビタミンA、C、E及びアントシアニンも含まれています。

このプロアントシアニジンは肝臓の働きを促進させることによって、立ち仕事によるむくみを解消する役目を持っているのです。

クランベリーにはカリウムが豊富に含まれているため、血液中の余分なカリウムを排泄することによることにも浮腫み解消効果に期待があります。

そしてクランベリーに含まれているケルセチンは、血流促進する働きがあります。

 

尿路感染症の改善や虫歯予防

クランベリーにはキナ酸がグレープフルーツジュースの10倍含まれています。

キナ酸は体内で代謝されると馬尿酸という酸性の物質に変化します。

膀胱炎の第一の原因は大腸菌によるもので、大腸菌は酸に弱いので膀胱の中で繁殖出来なくなります。

膀胱炎や尿路感染症を患っている患者様にクランベリーエキスを摂取させると、抗生物質と同じくらいの効果が発見されたとのデータがあります。

参照元…クランベリージュースによる感染症予防効果

尿路カテーテル使用の際も、感染症にかかる率が少なくなったとのことです。

さらに口腔内の菌にも力を発揮するので、虫歯や歯周病に効果があることも知られています。

 

腸内環境改善

クランベリーには不溶性食物繊維と水溶性食物繊維が含まれています。

水溶性食物繊維は短鎖脂肪酸を増やすことによって大腸内のphを弱酸性に傾け、善玉菌優位にすることによって腸内環境改善を図ります。

不溶性食物繊維はプレバイオティクスとしての働きがあり、善玉菌の餌となることによって腸内を善玉菌優位にします。

水溶性食物繊維やマグネシウムは、便に適度な水分を含ませることによって便の排泄を促します。

不溶性食物繊維は腸の蠕動運動を促し、便のかさを増やして便の排泄を促します。

腸内の老廃物が排泄されると様々なメリットが得られ、クランベリーにはこのように腸内環境改善する働きがあると言えるのです。

 

生活習慣病予防

クランベリーには食物繊維が豊富に含まれていることから、腸管から余分な糖分の吸収を抑制すると言えます。

クランベリーには水溶性食物繊維も含まれているので、血液中の余分な糖分、LDLコレステロール、中性脂肪の排出を促す食品であることが言えます。

キナ酸にはコレステロール値を改善する働きがあるとのことです。

クランベリーにはカリウムが含まれ、余分なナトリウムを排泄によって血圧を正常値に調整すると言われます。

クランベリーに含まれるケルセチンにはLDLコレステロールを低下させる働きや、動脈硬化を予防するとのことです。

クランベリーには抗酸化作用のある成分が複数含まれており、血液中の中性脂肪やLDLコレステロールの酸化を抑制する働きがあると言われます。

酸化した中性脂肪やLDLコレステロールによって血管が傷つけられたり、血管が硬くなることを未然に防ぐことによって循環器疾患から守ります。

ケルセチンやアントシアニンには、血流を促進したり毛細血管を強化することによって、糖尿病の合併症による神経障害や腎機能障害、網膜症の予防に期待があります。

クランベリーには、糖尿病、脂質異常症、肥満、高血圧症、脂肪肝、胆石症、動脈硬化、心疾患、血栓症、脳血管疾患等の生活習慣病予防に期待があると言えます。

 

美肌効果

クランベリーは抗酸化作用のある成分を数多く含むことから、美容に良く肌トラブル予防及び美白、美肌に導くというアンチエイジング効果もあるとのことです。

そしてビタミンC、鉄分はコラーゲン生成に関わるので、美肌作り傷の修復に役立てることが出来ます。

ビタミンB2には皮膚や粘膜、髪や爪の生成に関わり、体組織を作ることをサポートします。




 

目の健康を保つ

クランベリーはブルーベリー等と同じベリー系なのでアントシアニンが含まれています。

アントシアニンは目の網膜にある紫色の色素であるロドプシンの合成に関わることによって、眼精疲労の回復や視力の改善に良いとされています。

クランベリーはカロテノイドやビタミンAが含まれ、網膜細胞の保護や光刺激反応に関わります。

ビタミンB2には粘膜を保護する働きがあり、ドライアイや疲れ目、涙目、目の痒み等の目のトラブル予防に良いと言われています。

ビタミンCには加齢性黄斑変性症の進行を抑制する働きがあると言われています。

アントシアニンには角膜や網膜のコラーゲンを安定させる働きがあると言われます。

アントシアニンやケルセチンには毛細血管を強化したり、血流促進効果があることから、糖尿病の合併症による網膜症や白内障の予防に役立つと言えるでしょう。

 

睡眠効果

クランベリーに含まれるテアニンには疲労感及び交感神経の働きを抑制し、睡眠の質を高めると言われます。

クランベリーには神経興奮抑制作用のあるカルシウム、マグネシウムも含まれています。

また、マグネシウムは筋肉の緊張を緩和する働きや,GABAの作用を持続すると言われています。

 

骨形成に関与

クランベリーには骨や歯の材料となるカルシウムと、カルシウムを骨や歯に定着させるマグネシウムが含まれています。

ビタミンKも骨形成に関わり、オステオカルシンの活性化によって骨形成を促進するうえに、骨にコラーゲンを沈着させる働きあると言われます。

ビタミンCはコラーゲン生成に関わります。

クランベリーは骨形成をサポートする食品であることが言えます。

 

クランベリーの1日あたりの摂取慮と食べ方

クランベリーはドライタイプのもので1日20~30gを目安にします。

ドライタイプは乾燥することによって成分が凝縮され、砂糖も使用されているのでカロリーも高くなっています。

クランベリーは食べ合わせ方によってもそれぞれの効果を発揮します。

例えばカカオと一緒に摂取すると、カカオに含まれるポリフェノールに脂肪燃焼効果があるので、高カロリーなクランベリーと一緒に摂取するとダイエット効果が期待されます。

クランベリーには育毛を促進する力があり、クランベリーに多く含まれるビタミンAとCが頭皮トラブルやフケの抑制に働きかけるとともに、リンゴと一緒に摂取すると、リンゴの皮に含まれるポリフェノールが抜け毛を防止します。

 

注意点

クランベリーを摂取する際は、以下の点に気を付けましょう。

腎機能低下

クランベリーはカリウムが多いことから、腎不全が進行している場合は摂取量に気を付ける必要があります。

腎不全が施行すると、腎臓からの排泄機能が正常に働かなくなり、カリウムが排泄されません。

カリウムが体内に蓄積されると不整脈を起こし、腎性心不全に至ることがあります。

腸管トラブル

クランベリーには不溶性食物繊維が含まれていることから、腸管トラブルを起こしている場合も注意が必要です。

腸閉塞を起している場合は、腸の神経障害や腸管の狭窄によって、不溶性食物繊維によって腸管が塞がれるリスクがあります。

腸管が塞がることによって腹部膨満や嘔吐等の症状を引き起こすことがあります。

腸炎等の炎症性疾患を患っている場合も、症状を悪化させてしまうことがあります。

いずれにしろ腸管トラブルを起こしている場合は摂取を控えましょう。

摂りすぎは肝機能低下に繋がる

クランベリーは果実類であることから、大量摂取すると果糖の摂りすぎにも繋がります。

果糖は体内で吸収されると肝臓に蓄えられますが、果糖の量が多いと肝臓に中性脂肪が蓄積することによって脂肪肝となり、更に非アルコール性肝硬変に至ることがあります。

肝臓は異常が発見された時点では手遅れであり、肝硬変は最終的に癌に至ります。

糖化に注意

果糖の過剰摂取は糖化の原因となります。

糖化はGI値の高い食品の摂取によっても引き起こされますが、果糖によっても起こされます。

糖化は全身の老化を招く上に、糖尿病の合併症を引き起こす原因にもなります。

クランベリーには抗酸化作用や血流を促進する働きのある栄養成分も含まれていますが、摂りすぎはデメリットになることを理解しておきましょう。

 

まとめ

クランベリーについてまとめます。

  • ビタミンA作用
  • 浮腫み改善
  • 感染症予防
  • 腸内環境改善
  • 生活習慣病予防
  • 美肌効果
  • 目の健康維持
  • 睡眠の質の向上
  • 骨形成に関与…等

クランベリーは抗酸化作用のある栄養成分を豊富に含むうえに様々な感染症予防効果に期待がある食品です。

抗酸化作用の中でもアンチエイジング効果に注目するところですが、摂りすぎは却って老化を招くこととのなるので、1日あたりの摂取量を守った上で活用しましょう。



 





 
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