ビタミンCが豊富、食物繊維が豊富…一見新鮮に見える果実に隠された真実はチェックすべし!

ポストハーベストとは収穫(ポスト)された農作物(ハーベスト)に、散布する農薬です。

これは、防カビを目的として行われています。

店頭に売られているバナナやオレンジ、グレープフルーツは一見新鮮なように見えますが、実をいうと海外から果物が輸入される際、柑橘類やバナナは長時間の輸送中にカビを生やしてしまいます。

この時、食品をカビから守るために、収穫後に農薬が散布されます。

収穫前は農薬散布となりますが、収穫後に農薬を散布した場合は食品添加物としての扱いになります。

その為、防カビ剤として規制しています。





 

ホストハーベストの種類

ホストハーベストには次の種類があります。

  • イマザリル
  • オルフェニルフェノール(OPP)、オルフェニルフェノールNa
  • チアベンダゾール(TBZ)
  • フルジオキソニル
  • アゾキシストロビン
  • プロピコナゾール
  • ジフェニル
  • ピリメタリル

イマザリル

イマザリルは防カビ目的で使用されます。

はジクロルベンゼン誘導剤とイミダゾールを反応させて生成します。

そして、水に溶けやすい性質を持っています。

イマザリルには急性毒性があると言われます。

中毒症状には吐気の訴えがあり、不純物が混入している場合は肝臓癌や甲状腺腫瘍を発症する危険性があります。

目に入れば発赤や傷みを生じます。

妊娠中の方は避けておくと良いでしょう。

イマザリルは柑橘類、バナナに限り使用が許可されています。

イマザリルは表示義務がなされているため、値札などを確認しておきましょう。

オルフェニルフェノール(OPP)、オルフェニルフェノールNa

OPPは殺菌剤、防カビ剤の一つです。

主に柑橘類に用いられています。

OPPは皮膚や粘膜を傷める上に、発癌性があると言われています。

OPPは果物の皮に塗って防カビ剤といしての役割を担いますが、果肉に浸透してしまっています。

柑橘系を選ぶのでれば、国産品のものを選びましょう。

チアベンダゾール(TBZ)

TBZは殺菌剤、防カビ剤としての他にも、食品添加物、木材防腐剤としても用いられています。

TBZは収穫後の柑橘類やバナナに用いられます。

TBZはベンダイミダゾール系の化合物と構造が酷似しています。

ベンダイミダゾールには多種の寄生虫を殺菌する作用があります。

しかし、副作用として、頭痛、耳鳴り、嘔吐、アナフィラキシーショック、皮膚症状を呈することがあります。

これが高濃度となると、白血球や血小板等の血液の成分が減少する危険があるとされています。

催奇形性も疑われています。

TBAとベンダイミダゾールは構造が酷似していることから、このようなリスクがあることを頭に入れておくと良いでしょう。

フルジオキソニル

フルジオキソニルは糸状菌に対する静菌作用があるきことから、防カビ剤として指定されています。

フルジオキソニルは発癌性が疑われています。

アゾキシストロビン

アゾキシストロビンも防カビ剤の一つです。

ミトコンドリア内の電子伝達系を阻害し、ATPの生合成を抑えると言われています。

プロピコナゾール

プロピコナゾールは殺菌剤であり、吸収されるとエルゴステロールを阻害するとされています。

ジフェニル

ジフェニルは柑橘類の防カビ薬として用いられます。

他の防カビ剤と比べると毒性は低いとはいうものの、膀胱や肝臓癌、結石が認められています。

ピリメタリル

ピリメタリルは食品添加物として使用される防腐剤の一つです。

主に加工食品に用いられ、鮮度保持を目的としています。




 

表示番号

転倒に並べられている果実や野菜に、シールが貼られていることをご存じでしょう。

このシールには番号があり、以下のような違いがあります。

桁数 最初の数字 意味
4桁 3か4 化学肥料使用
5桁 8 遺伝子組み換え作物
5桁 9 化学肥料使用なし、有機栽培

 

産地や栽培方法は確認すること

オレンジやレモン等の柑橘類はビタミンCやクエン酸の摂取源であり、ビタミンCやクエン酸は癌治療で注目されている栄養素です。

バナナは食物繊維が豊富であり、レジスタントスターチの摂取源となっています。

しかし、農薬で汚染されると、栄養素としての効能どころか農薬による身体に害の方が心配になります。

これらの防腐剤、防カビ剤は表示義務があるため、値札やポップを確認しておきましょう。

バナナは気候風土の関係上、国産品に巡り合うことは滅多にありませんが、柑橘類は国産のものもあります。

それなので、柑橘類を購入する場合は国産のものを選ぶと安心でしょう。

 
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