ゴツゴラはツボ草を言われるハーブの一種です。アフリカ、アジアの亜熱帯、温帯地域に分布し、日本でも関東以西に分布しています。
ゴツゴラはインドの伝統医学アーユルベーダにおいて最高の薬草として扱われ、寿命を延ばし、頭脳を活性化すると言われています。
東南アジアでは葉を摘んで、傷口や皮膚の炎症に外用しています。フランス等では火傷や傷の治癒を促進させる内服薬として用いられています。
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ゴツゴラの栄養
ゴツゴラにはアジアチコシド、マデカソシド、トリテルペイノサポニン、トリテルペン、トリテルペノイド、ポリフェノール、クロロフィルが含まれています。
ゴツゴラには次のような健康効果に期待があります。
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抗酸化作用
ゴツゴラにはアジアチコシド、マデカソシド、トリテルペイノサポニンなどの有効成分が含まれています。
ビタミンやポリフェノールが豊富で強い抗酸化力があります。
ゴツゴラの抗酸化作用は脳細胞を始めとするあらゆる細胞を若返らせ、集中力を高める効果もあります。
つまりゴツゴラには脳を活性化させる効果に期待があるのです。
美肌効果
ゴツゴラに含まれるアジアチコシド、マデカソシド、トリテルペイノサポニンは、化粧分の成分として利用されています。
その中のアジアチコシドは細胞分裂を促進し、コラーゲン合成作用や肌の新陳代謝促進効果による効果が期待されています。
更に抗酸化力が強い為、紫外線による肌のダメージを軽減し、アンチエイジングの効果もあります。
また、コラーゲンやエラスチンの産生を促進する効果もあるので、更に美肌効果やシワの防止に役立ちます。
冷えや浮腫みの解消
ゴツゴラにはトリペルテンが含まれています。
トリペルテンは下半身の血流を改善させ、体内に溜まった余計な水分を排出させる働きがあります。
また、静脈の流れを改善することにより、全身の血流が良くなり、冷えや浮腫み解消の効果に期待できます。
更に血行促進作用がうつや不眠に有効と言われています。
免疫機能の活性化
ゴツゴラのトリペルペノイドやサポニンには抗菌力作用及び免疫細胞を活性化させます。
その為、風邪やインフルエンザの予防にも役立つと言われています。
更に抗炎症作用もあるので、炎症性疾患の予防や傷の治りを良くする働きも期待されます。
殺菌作用
ゴツゴラにはクロロフィルが含まれています。
クロロフィルは植物の光合成を担っており、体内では赤血球に含まれ、マグネシウムを結び付いて、血液中にて酸素を運搬します。
クロロフィルには強い抗酸化作用とともに、消臭効果、殺菌効果、コレステロールの調整などの効用があると言われています。
注意点
ゴツゴラは摂取すると頭痛や眠気、花粉に対する炎症作用を呈する場合があります。
また、肝疾患治療薬服用、皮膚の腫瘍又は癌、妊娠中、授乳中の方は、ゴツゴラを含有したサプリメントを摂取しないように注意喚起されています。
まとめ
ゴツゴラについてまとめます。
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ゴツゴラの1日あたりの目安摂取量は750㎎です。
サプリメントとして摂取する場合が多いですが、ハーブティーとして摂取したり、葉を食べる方法もあります。
ゴツゴラはサプリメントでも国内ではなかなか手に入りにくいですが、ゴツゴラの苗を買って育てれば、もっと手身近になります。
ゴツゴラは料理に活用出来、炒め物やサラダに使用出来ます。
乾燥したものであれば、水で戻してから使います。
また、癖がないので味噌汁などの日本食とも相性が良いです。