「プラセンタ」の幅広い効能は組織再生作用にあった!

プラセンタは胎盤から抽出した成分であり、栄養素や薬理等の効能に様々な働きがあると言われます。

プラセンタは割と最近のイメージが強いようで、実は紀元前400年頃の時代から医薬品として利用されていたという歴史があります。

古来エジプトのクレオパトラが愛用していたという伝えがあり、中国では秦の始皇帝以来、不老長寿の妙薬として用いられたと言われています。

ここ近年ではプラセンタの組織再生や代謝促進作用が注目されるようになり、医療品の他にも健康食品や化粧品にも使用されています。

プラセンタには10種類以上のアミノ酸、核酸様物質、ビタミン、ミネラル、酵素、ムコ多糖類などの栄養成分が豊富に含まれています。

 

Table of Contents

EGF

プラセンタにはEGFと呼ばれる上皮成長因子が含まれ、肌のターンオーバーを促進します。

その為、肌に傷やシミが出来ても、ターンオーバーによって解消され、透明感のある肌作りに役立てることが言えます。

 

FGF

プラセンタはFGF(線維芽細胞増殖因子)が含まれ、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の産生を促すことによって、肌に弾力を与え、潤いのある肌作りに役立つとのことです。

更にしわやたるみ等の老化予防効果やニキビ予防に役立つことが言えます。

 

数多い効能

プラセンタには次の通りの効能があると言われます。

カテゴリー 主な症状
婦人科系疾患 更年期障害、月経痛、月経不順、乳汁分泌不全、高プロラクチン血症など
消化器 肝炎、肝硬変症、慢性膵炎、糖尿病、慢性胃炎、胃弱、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎、気管支喘息、慢性気管支炎、高血圧、低血圧、習慣性便秘、膠原病など
呼吸器 気管支炎、慢性気管支炎
循環器 高血圧、低血圧
皮膚 アトピー性皮膚炎、乾癬、わきが、湿疹、あかぎれ、シミ、ソバカスなど
関節 慢性間接リウマチ、変形性関節症、関節炎、神経痛、腰痛、五十肩など
白内障、アレルギー性結膜炎、視力低下など
耳、鼻 アレルギー性鼻炎、メニエール病、花粉症など
歯槽膿漏、歯周病など
泌尿器 前立腺肥大、膀胱炎、痔など
メンタル 自律神経失調症、不眠など
疲労、冷え性・虚弱体質、病中病後の疲労回復、強壮、強精など

 
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