ジンゲロールは生の生姜に含まれる辛み成分です。
ジンゲロールは加熱や乾燥によってショウガオールやジンゲロンに変化します。
ジンゲロールはポリフェノールの一種であり、血流促進をはじめ、強い抗酸化力や解毒作用、殺菌作用、胃酸の分泌促進、整腸作用があると言われています。
Table of Contents
ジンゲロールの主な働き
ジンゲロールには以下のような働きがあります。
|
脂肪燃焼促進
生姜は冷え改善に良い食品と言われていますが、生姜湯を飲む時に身体の芯から温まるのはジンゲロールの加熱によって変化したショウガオールによるものであり、内部の体温を上げることにょり基礎体温を上げて癌になりにくい体質に改善することに期待があります。
ジンゲロールには白血球を増やす働きがあることから、ジンゲロールには癌予防効果に期待があると言えます。
ジンゲロールはショウガオールと身体を温めるメカニズムが異なり、血行促進によって発汗作用があるとされます。
ジンゲロールは主に体表や手足の末端を温めることから、体熱を全体に分散させて体感的に温熱効果を発揮するとされます。
ジンゲロールの血流促進作用は、運動時においてエネルギー代謝を活発にし、糖や脂肪燃焼を促すことからダイエット効果に期待があります。
抗酸化作用
ジンゲロールは強い抗酸化力を持っています。
活性酸素による血液中の中性脂肪はコレステロールの酸化を抑制し、血管に傷が出来るのを防ぎます。血管を傷から守ることによって血管壁にアテロームが出来ることを防ぐ為、脳梗塞や心疾患の予防に期待があります。
また、抗酸化作用は抗癌作用もあると言われます。
抗酸化作用には肌を紫外線から守る働きもあり、皮膚が紫外線によって老化を防ぐことに期待があります。
殺菌作用
ジンゲロールには解毒作用や殺菌作用があると言われます。
寿司と一緒にがりが付いているのは、生姜の殺菌作用によって食中毒から守ることを目的で漬けています。
また、料理の時に臭み消しとして使われるのも、ショウガオールの持つ殺菌作用を利用したものとされています。
内臓機能を活発に
ジンゲロールを加熱によって変化するジンゲロンは、身体を温めることによって免疫力を強化すると言われます。
そして身体が温まることによって内臓も温められ、内臓の機能を強化する作用に期待があると言えます。
まとめ
ジンゲロールについてまとめます。
|
生姜と言えばダイエットですが、ジンゲロールの健康効果の根本は身体を冷えから守る働きです。
そして体温を36~37代にキープすることは免疫力強化にも繋がります。
冷え体質に悩むのであれば、積極的に取り入れていきましょう。