ほぼノーカロリーな自然甘味料「ステビア」

ステビアは南アメリカのバラグアイ原産とする植物で、原産地周辺では古くから薬草として知られていました。

ステビアはその植物から抽出された液から、甘味料のステビアが作られます。

ステビアの甘味成分は「ステビオサイド」「レバウディオサイドA」等テルペノイドの配糖体が含まれているためです。

ステビアの原産地の1つであるパラグアイでは、マテ茶の原料として古くから使用されてきました。





 

ステビアのメリット

ステビアの甘味成分は砂糖の300倍の甘さがあり、カロリーは90分の1なので、ほぼノーカロリーです。

ただ、ステビアに含まれている「ステビオサイド」には独特の苦味があり、後味が残る欠点があります。ステビアの品種改良や高純度抽出、苦味を取り除く酵素処理といった技術が日本において開発され、1971年に甘味料として発売されました。

ステビアはカロリーがほぼノーカロリーなので、ダイエット効果が期待されます。

砂糖を使用している食品よりステビアを使用している食品を選んで摂取することで、カロリーをかなり減らすことが出来ます。

ステビアにはどのようなメリットがあるのかと言うと、以下のものがあります。

  • 血糖値のコントロール
  • 副交感神経を優位にする
  • 抗酸化作用
  • 選択的殺菌作用
  • ヒスタミン様作用


 

血糖値のコントロール

ステビアには血糖値を下げる効果があることが判明されています。

ステビオサイドやステビオール自体に血糖を下げる作用がある上、グルコース吸収の阻害や膵臓のランゲルハンス島のβ細胞から分泌されるインスリンの分泌促進、インスリン感受性の増強についても示唆されています。

 

副交感神経を優位にする

ステビアには血圧降下作用があるとの報告があります。

ステビアが持つ甘味が脳に満足感を与えることで、副交感神経が活性化し、血圧が下がると推測されています。

 

抗酸化作用

ステビアの茎には強い抗酸化作用があることが判明されています。

活性酸素は血管や細胞を傷付け、老化や生活習慣病を引き起こしてしまいます。

抗酸化作用によって取り入れた酸素が活性酸素になることを抑える効果が期待出来ます。

 

選択的殺菌作用

ステビアには殺菌作用があることが判明されています。

病原大腸菌などに対する殺菌作用やC型肝炎に対する抗ウィルス作用が注目されています。

選択的殺菌作用があり、不要なO-157やサルモネラ菌など食中毒の原因となる菌を殺菌しながら、善玉菌は残すという働きがあります。

 

ヒスタミン様作用

ステビアの葉と茎の部分は抗ヒスタミン作用があり、かゆみ止めの外用薬として商品開発されています。

 

注意点

ステビアには数多くの効能がありますが、以下の点に注意しておきましょう。

菊アレルギー

ステビアはキク科なので、キク科の食物アレルギーがある人はアナフィラキシー反応を起こすことがあります。

健康効果は葉や茎から

また、ステビアの葉の甘味だけを求めて抽出した甘味料としてのステビアは、健康効果が特に見られません。

ステビアの栄養分は葉や茎に含まれています。

ステビアで甘味を付けた市販の清涼飲料水は低カロリーですが、ステビアの持つ健康効果が必ず期待できるわけでなないのです。

 

まとめ

ステビアについてまとめます。

  • 血糖値のコントロール
  • 副交感神経を優位にする
  • 抗酸化作用
  • 選択的殺菌作用
  • ヒスタミン様作用

低カロリーで糖尿病予防に良い甘味料となると甘いものが好きな人にとっては朗報かもしれません。

その一方で菊アレルギーの場合はアナフィラキシーショックが懸念されるので、ダイエット商品の中にはステビアが使用されているものもあるので、菊アレルギーの方は原材料を確認しておいた方が良いでしょう。


 
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