野菜や果実類は、本来天然の抗癌剤の摂取源「サルべステロール」を含む

サルべステロールは無農薬で栽培された作物に含まれる天然の成分です。

サルべステロールは主に野菜類、果実類、ハーブ等に含まれます。

サルべステロールは天然の抗癌剤と呼ばれており、抗癌作用で注目されています。





 

何故、無農薬の農作物に存在するのか?

サルべステロールが無農薬の作物に存在しているのか、これにはカビとの関連があります。

植物にカビが付着したりカビに攻撃をされると、植物は自身の身を守る為にサルべステロールを生成します。

しかし、農薬や防カビ剤を使ってしまうと、大幅にサルべステロールが減ってしまいます。

これは農薬によって外部の刺激が失われ、サルべステロールの生成が阻害されてしまうからです。

 

抗癌作用

サルべステロールの注目するところは抗癌作用です。

このサルべステロールは、野菜や果実の黒い斑点部分に存在しており、皮や種等の廃棄されやすい部分に含有されています。

サルべステロールは癌細胞の酵素であるCYP1B1と反応します。

この時に抗癌作用を活性化し、アポトーシス機能が働いて癌細胞を体外へ排除します。

一方、正常な細胞にはこのようなアポトーシスが働かないため、影響を受けません。

 

摂取の際に気を付けること

サルべステロールは天然の成分なので副作用は特にありません。

熱に強い成分なので、様々な調理方法で活用出来ます。

但し、水溶性の成分なので、長時間茹でて調理すると煮汁に溶け出てしまい摂取量が減少してしまいます。

煮物や汁物で召し上がるのであれば煮汁を召し上がると同時に摂取することが可能です。

加熱調理が必要なものの場合は、蒸したり圧力鍋で調理することによって水分中へ流出することを軽減させることが出来ます。

 
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