人の性格も十人十色ですが、食品に含まれている栄養成分も食品によって様々です。
ここでは食品中の栄養成分が体内でどのように代謝され、身体にどのような効果を示しているのかについて記載しています。
栄養成分の中には「ダイエットに良い」「美容に良い」という成分もあります。
但し、「ダイエット」「美容」「健康」等の効能がある成分をひたすら摂ることが必ずしも望む結果に繋がるとは限りません。
TV等の報道で健康効果を謳われた食品の情報を聞いて、ひたすらその食品を食べたり、サプリメントに依存する人がいます。
一つの食品に依存することは栄養バランスを崩してしまいます。
栄養成分の効能は、複数の食品から摂れる複数の栄養成分が相互的に作用することによって発現されます。
栄養を摂るには、基本的に食事から摂ります。
サプリメントは日常の食事に気を付けても不足する栄養成分があるときに補助的に摂るか、食事からでは中々摂れないものを補う形で摂ります。
サプリメントは摂ってはいけないわけではありませんが、必要に応じて活用します。
身体に入った栄養成分は、正しく利用されれが身体に有用に働きます。
栄養成分の力を発揮し、身体の恒常性維持を図ったり、自然治癒力を高めます。
この身体の素晴らしさを発揮することに、栄養は大きく貢献しています。
そして、栄養成分には副作用がないという利点があります。
栄養成分は薬物と違って即効性がありません。
栄養成分を沢山取り入れたところで、今日明日と結果が出ないのです。
食事(栄養成分)は、長期的な食習慣によって良い方にも悪い方にも身体を作ります。
健康寿命を延ばすには、長期的な食生活をはじめとする様々な生活習慣が大きく関わります。